ノースボルト(スウェーデン。テスラ元幹部設立のバッテリースタートアップ)は初めての100%リサイクルのNMCバッテリーセルを製造。年間125,000トンのギガリサイクルプラントの設立を目指している。リサイクルされた材料で製造されたセルの電気化学的性能テストは、リサイクル前の材料セルと同等の性能を示していると検証。

三井金属は全固体電池向けの電解質サンプル供給を開始

東レとLG化学はハンガリーにバッテリー用のセパレータフィルムの合弁会社設立に合意。50%ずつ出資し、製品は欧米のLGグループが購入する。
FREYR(ノルウェーのバッテリースタートアップ)はグレンコアとコバルトの供給契約。2028年までにヨーロッパ最大のバッテリーサプライヤーの一つとなる事を目指す。
https://ir.freyrbattery.com/ir-news/press-releases/news-details/2021/FREYR-and-Glencore-Sign-Supply-Contract-for-Sustainable-Cobalt-and-Expand-Their-Collaboration-for-the-Responsible-Supply-of-Battery-Materials/default.aspx
鉱業グループリオ・ティントはスロバキアの電池会社InoBatに投資。セルビアでEV用バッテリー生産と原材料からリサイクルまでのリチウムのライフサイクル全体をカバーするこ リサイクルバリューチェーン構築を目的としている。投資額は明らかにされていない。

日本政府はバッテリー工場建設の補助金に1000億円。内閣は、2035年までにすべての新しい乗用車に電力を供給することを目標とした戦略的エネルギー計画を承認。100GWhの国内製造を目指す。バッテリー覇権をめぐる世界的な戦いは激化している。
