LFPはリン酸鉄系リチウムイオン電池。
コバルト・ニッケル・マンガン(C,N,M)を正極材に用いる三元系の電池より、コバルトフリーのため安価で安全性、低温特性、サイクル寿命に優れていると言われます。
一方で公称電圧が3.2Vのため、通常のリチウムイオン電池よりエネルギー密度が低く、三元系と同量のエネルギーを得るためには数を増やさねばならないなどマイナスも。特性も製造品質に大きく依存します。
テスラがLFPバッテリーを一部に使用する方向性を打ち出し、メルセデスベンツも一部のモデルにLFPバッテリーを2024年から使用予定。
欧州ではLFPバッテリーのギガファクトリーが建設されます。
今後、LFPがEVを中心にどうなるか、注目です。
Daimler to use LFP cells from 2024 | electrive.com